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会の目的と理念

 東京外国語大学留学生支援の会(支援の会)は、東京外国語大学に学ぶ留学生、研究者とその家族を支援するため、1999年に結成され、いらい20年余にわたって、様々な支援事業、友好交流事業に取り組んできました。

 近年は、大学から貸与された国際交流会館2号館の連絡室を活動拠点として、相談・情報提供活動、留学生家族のための日本語教室、茶道、華道、囲碁など生活文化体験教室、歴史、文化、産業などの見学旅行、歌舞伎など伝統文化鑑賞、日本人学生や教職員を交えた交流会、内外の学会発表の旅費補助、地域社会と留学生の交流促進などを実施しています。新型コロナの影響でこれらが実施できなくなってからは、収入減で困窮化した留学生への給付金をはじめとした緊急生活支援事業に重点を置いてきましたが、ポストコロナ時代を迎え、再び多様な文化理解、交流事業に取り組んでいます。

 これら事業の実行はすべて在京の幹事および会員有志がボランティアとして担っていますが、それを財政的、精神的に支えているのは、大学の教職員、学生、保護者、卒業生、近隣住民など全国約900名の会員の自発的な参加、協力です。

 留学生支援は一方向的な援助提供ではなく、相互的な交流、異文化間の理解、協力のプロセスです。支援、交流事業に参加、協力する会員や日本人学生は、留学生たちから多くのものを学ぶことができます。また、本会の事業は、大学が目指す「I(留学生)・J(日本人)共学」の実現に資するものあり、さらに、海外留学する多数の東京外国語大学日本人学生が現地で受けてきた・受けている・受けるだろう支援への返礼でもあります。

​ 私たちは、以上のような目的と理念を掲げ、今後も留学生支援活動に取り組んで参ります。

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